ラグビー映画「インビクタス/負けざる者たち」のすゝめ
前置きまだ映画を見ていない人のために、この記事はストーリー上の具体的なネタバレはしないようにできるだけ頑張っております。
右を向いても五郎丸。
左を向いても五郎丸。
はぁまったく……ぼくも流れにのっておすすめのラグビー映画をご紹介します。
おすすめのラグビー映画
はい。かの高名なインビクタスです。まず気になるのがインビクタス(Invictus)という単語ですよね。これはラテン語で「征服されない」「屈服しない」という意味だそうです。邦題では負けざる者たちという訳にしたもよう。
そのタイトルの通り、映画内容も不屈の精神そのものです。何より実話に基づいた映画というのが驚き。こんなことが実際にあったのかと。ラグビー選手達にも感動しましたが、大統領がすごい。むしろ登場する全人物、国の全体動きもフィクションレベルです。今回のラグビーワールドカップで日本のラグビーが大きく注目されたきっかけになった試合の相手、南アフリカの話というのもまたいいかもしれませんね。これは見ると日本対南アフリカの試合を見ても相手側の物語も感じられてまた感慨深いものを感じます。あとアパルトヘイトについても考えさせらるものがありますね。
映画の演出も非常に上手いと思います。ラグビーを題材にした映画でもありますが、政治的な映画でもあります。日本では普段全く意識しないような政治の問題も考えさせられます。というか一つの国の物語そのものを表した映画でもあると思います。おすすめです。もちろんラグビーについてのことも学べるのでラグビーの映画を見たいというだけでも一見の価値はあるはず。
Youtubeに予告動画があったのでご紹介しておきます。
インビクタス 負けざる者たち (字幕版) 動画(予告ティザー)
同じようにすれば必ず現実がこういう風についてくるとは断言することはできませんが、それでも現実が一つの物語としてこうなったという事実はぼくらを勇気づけてくれると思います。