ぼくらの研究

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映画「アデル ブルーは熱い色」の感想

   

例によってRADの野田さんがワンオクのTAKAとのラジオ(徒然ダイアローグ)でおすすめしてたから見てみました。

そして野田さんがアデルがめっちゃかわいいって言ってたし、ちょっと期待。

前置きストーリー上の具体的なネタバレを少し含みます。読む前にご注意を。

 

 

主人公アデル(レズビアン)の恋愛模様、対人関係の悩みを描いている映画です。

レズビアンのアデルが男性を好きになれなくて、出会った女性(エマ)に一目惚れして激しく恋をして、周りの人にノーマルじゃないことがバレてごまかしてそれでも対人関係がギクシャクして、エマともうまくいかなくなって……みたいな流れ。

描写はところによりちょっと激しめです。

で、見た感想としては……正直、そこまで良いとは思わなかったかなぁ。あとそこまでアデルかわいいと思わなかった。髪型とたまにするかわいい表情は好き

最後はお決まりのようになんともいえない悲壮感を残してエンド。

物語の起伏ほぼ無しで淡々と進んでいって、救いのない最後っていうのがなんかすごくフランス映画っぽいかったです。ハリウッド映画の対極ですね。

でもこういう日常の機微を細かく描いていく映画って、同じ環境に長くいる人じゃないとうまく汲み取れないと思うんですよね。

外国人が日本の文化を表現した時によくある「んー違うんだよなぁ」っていうあれと似た現象がフランス映画を見た時のぼくらにも起こってる気がします。

ということで個人的にはあまり響きませんでした。

ただレズビアンの人の恋愛を主軸にして描いた映画ってあんまり無いと思うので、実はけっこう貴重な映画は気はします。気になる方は一度見てみるといいかも。Amazonのレビューは高評価も多めですし。

余談ですけどアデル役の女優さんの名前もまさかのアデル。(アデル・エグザルコプロス) 出身も舞台と同じパリでした。