さぁ、お前の罪を数えろ
2016/04/05
ということでですね。
タイトルのセリフはアレです。先日有終の美を飾った民王の武藤翔役、菅田将暉さんのセリフです。※元ネタは仮面ライダーWだそうです。今更だけどおもしろかったなぁ、民王。高橋一生さんと菅田将暉さん良いキャラしてるわぁ。
自分仮面ライダーWは見てなかったんですけど、このセリフがちょっと気になって調べてみました。
この言葉を投げかける者は、それぞれ自分の罪を背負い、数えてきた。
引用元:さぁ、お前の罪を数えろとは (サァオマエノツミヲカゾエロとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
とあります。このセリフを投げかける時というのは「おまえのこれまでの行いを思い返してみろ…。」と相手を責める時なんですが、自戒も含めて…ということなんですね。誠実なんですね。
「さぁ、お前の罪を数えろ」を英語で言うと
Now then,Count your sins.
ですかね。よく出回っている英訳が気になって仕方なかったけど、CrimeじゃなくてSinの方が意図としては合ってると思うなぁ。
あ、ちょっと脱線するんですけどヨハネ福音書の
「あなたたちの中で罪を犯したことのない者が、まず、この女に石を投げなさい。」
ってアレ。アレって結局無罪放免にしてるじゃないですか。その結末は微妙だと思うんですよ。いや、このセリフの言いたいことは分かるんですけどね。でもそれ完全に「赤信号皆で渡れば怖くない」の精神じゃないですか。
「おまえやっちゃった?まじかよ。あ、でも俺もやっちゃったから、これでアイコね。俺ら無罪放免。」を許したら、世の中もう無法地帯になっちゃいますよ。罪を罪で相殺したらみんなひたすら堕ちていくだけ。
「人間誰しも少なからず罪があるのだから、他人のそれを頭ごなしに非難できるものじゃないですよ。」
っていうのはぼくもそうだと思いますけど、もっと別の表現方法が合ったようにな気がしてなりません。はい。
信賞必罰。
でも人の責めるのは自分を責めた後にね。
という雑記。
Now then,Count your sins.