コンセント挿しっぱなしでも電気代がかからないモノとかかるモノまとめ
2015/12/26
ということで今日はコンセントに挿していても電気代がかからないもの(待機電力が0Wのもの)をできるだけ多くまとめてみました。
これを知って家族に「いちいちコンセントはずさなくても電気代かかんないよ」と言ってあげましょう。
前置き厳密に言えば完全に0Wという電化製品は存在しません。でもそう捉えてもいいくらいもの、という意味です。
コンセントを挿しっぱなしでも電気代がかからないもの
ドライヤー
おそらくどの家庭にもあると思われるドライヤー。これはコンセントにつながりっぱなしでも待機電力を消費しない代表的な製品です。
扇風機(リモコン無しの手動スイッチ起動型)
手動の押しボタンスイッチで動くものは待機電力がかかりません。リモコンがあるものは少しだけですが(0.40Wくらい)消費します。
アイロン
ただしアイロンの場合は意図しないところで作動すると大変危険ですので、電気代がかからなくても使わない時はコンセントから電源コードを抜くようにしましょう。
電気ケトル
T-falに代表されるほぼ全ての電気ケトルは待機電力が0Wです。スイッチを押されている時間以外に電力がかかることはありません。
コンセントを挿しっぱなしでも電気代がかからないものの特徴を簡単にまとめれば、「スイッチが直接製品の起動につながっているもの」です。
ここまで紹介したものはほとんど手動で動くものですが、リモコンで動く製品は常にリモコンからの電波を受けて作動する準備をしておかなければいけないので待機電力(コンセントを差している間に消費する電気)がかかるんですね。
ですので、リモコンの有無も待機電力がかかるかどうかの一つの目安になります。
コンセントを挿しっぱなしだと電気代がかかるもの
石油ファンヒーター(ストーブ)
これも待機電力があります。ほらタイマー機能とかあるしね。
待機電力参考値1.63W
固定電話機
待機電力はちょっと高め。でも常にスタンバイ状態にしておかなければならないのでコンセントから抜くわけにはいきません。
待機電力参考値2.46W
PC(パソコン)
はい。こちらも電気をくいます。
待機電力参考値1.22W
PCモニター
意外と知られていませんが、モニター単体でも待機電力を消費します。
待機電力参考値0.96W
モデム
待機電力としてはかなり高いヤツ。でもコンセントを抜いちゃダメなヤツ。
待機電力参考値7.34W
AV(オーディオ)機器
コンポとかのオーディオですね。
待機電力参考値1.91W
電気ポット
ケトルと違い、こちらはコンセントを挿していれば少しだけ電気がかかることが多いです。
待機電力参考値0.04W
※ちなみにここでの待機電力参考値は保温中のものではなく完全に使用していない状態での消費電力です。保温中の消費電力は30W前後のもよう。
HDD、DVDレコーダー
これは設定によってけっこう待機電力に差が出てきます。ずっと録画してるやつとかだと消費電力も少し増加。
待機電力参考値1.77W
トイレ(便座暖房や温水洗浄機能がついているもの)
ほとんどのコンセントがあるタイプのトイレは季節によって若干差がでるもののいずれにしても待機電力を消費します。
待機電力参考値2.21W
エアコン
エアコンも使っていなくても電力は消費します。
待機電力参考値1.74W
テレビ
テレビは有名なのでご存知かもしれませんね。
待機電力参考値1.66W
プリンター
常時FAXを受け付ける複合機もそうですが、特にインクジェット式プリンターの場合はインクがつまらないようにするために定期的に動作を行うものがほとんどです。このため待機電力がかかります。
待機電力参考値1.48W
上記製品にある待機電力参考値は以下のPDF資料からもってきました。
平成24年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(待機時消費電力調査)報告書 一般財団法人省エネルギーセンター
以上、ご参考にしていただければ幸いです。