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「風の谷のナウシカ」の感想。日本財団学習マンガ100選その15

   

谷

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その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし。

 

参考リンク「聲の形」の感想。日本財団学習マンガ100選その1

前置きこの記事は基本的にストーリー上の具体的なネタバレ無しでお送りしております。

風の谷のナウシカ

今回は宮﨑駿さんの「風の谷のナウシカ」です。

風の谷のナウシカ 1 (アニメージュコミックスワイド判)

 

風の谷のナウシカのあらすじ

文明を崩壊させた「火の7日間」という最終戦争から1000年、激しく汚染された大地に異形の生態系(巨大な菌類の森「腐海」や、腐海を守る「蟲」と呼ばれる巨大昆虫たち)が出現し、日々範囲拡大する腐海の放つ瘴気毒に人々が怯える荒廃した世界が描かれている。この世界に存在する、トルメキアと土鬼(ドルク)という敵対する二大列強国と、その辺境地にあるトルメキアの同盟国「風の谷」および、工業都市ペジテ市が主な舞台となっている。風の谷の族長であるジルは腐海の毒に侵されて病床にあり、父の代理で国を治める16才の娘「ナウシカ」が主人公である。

引用元:風の谷のナウシカ – Wikipedia

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風の谷のナウシカの感想

作品説明不要の超有名作品。人気のあるジブリ作品の中でもトップクラスの知名度だと思います。(正確にはスタジオジブリを設立する直前の作品。ジブリの前身にあたるトップクラフト製作の作品)

ただ、みんなが知ってるのは映画の風の谷のナウシカの方。実は原作マンガがあるのです。そう、コレですコレ。映画の方はこの原作マンガ全7巻の序盤(1,2巻あたり)を中心に切り貼りしたような構成になっていて、原作とはけっこう違うんですね。(映画をディスっているわけじゃないよ。ぼくも風の谷のナウシカの映画は大好きです。)

宮崎駿監督も映画の構成に関してはものすごく苦心したようでプロデューサー鈴木敏夫さんは2008年に出された著作の中で

いまだに宮さんはあのシーンで悩んでいますね。

と語っています。

当初の案では王蟲がナウシカに向かって突っ込んでいくところでいきなりのエンド、という感じだったらしいです。

とまぁ余談はここらへんまでにしといてそろそろこのマンガの中身ついて話しましょうか。

 

この物語で語られているのは「人間と自然」です。

人間が自然というものに対してどう向き合えばいいのか。人間は自然の一部としてどうふるまうべきなのか。自然は人間と対立するもので根絶やしにすべきものなのか。自然が大事、地球を守れと叫んでただ単に緑を保護しそのまま残せばいいのか。自然とはいったいどういったものなのか。清濁とはなんなのか。

そして”生命”とはいったいなんなのか。(あ、そういえばそのテーマで前に1記事書いたっけ。 参考リンク風の谷のナウシカに学ぶ「目的をもつヤツは生命失格」)

そういう哲学的なテーマになってる感じ。

あとキャラ設定は95%同じなんですけど、ストーリーは映画と40%くらい違いますね。んーどうしても映画版との比較になっちゃうな。まぁ映画から入ってるしな。仕方ない。

ただ宮﨑駿作品のご多分に漏れず、この作品も「ごまかしの希望、虚像なんて不要だ。この残酷な世界の中で、それでも強く生きていくんだ」という意志に満ち溢れた作品となっています。宮﨑駿監督の作品は一見すごくふわふわしたファンタジーに見えるものでもぼくはこのテイストを感じます。

そしてジブリ最初の作品ながらその原作マンガの最後が風立ちぬよろしく「生きねば……」という言葉で終わっていたのは印象的でした。

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