「かぐや様は告らせたい」を読んだ感想
今大人気の作品。品切れ続出。Amazonでも新品はここ最近ずっと1980円くらいで推移。
ふつうの書店ではずっと入荷待ち。Amaoznでも突発的に在庫入る時はあるけど基本マーケットプレイス出品のみ。
2016年ラブコメ漫画人気ランキング第1位との呼び声高い新感覚ラブコメマンガです。
ということでこの「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」を読んでみた感想を書いていきたいと思います。
注意点以降はこのマンガのストーリー、内容のネタバレがあります。ご注意ください。
第1巻の冒頭からいきなり
人を好きになり
告白し
結ばれる
それはとても素晴らしい事だと誰もが言う
だが、それは間違いである!!
恋人達の間にも明確な力関係が存在する!
搾取する側とされる側
尽くす側と尽くされる側!
勝者と敗者!!
もし貴殿が気高く生きようと云うのなら決して敗者になってはならない!!
恋愛は戦!
好きになった方が負けなのである!!
という始まりからやこの本のタイトルからも分かる通り、このマンガは「いかに相手に惚れてもらうか」という恋愛頭脳戦になっています。
主人公は総資産200兆の財閥のご令嬢である天才才女、四宮かぐや(生徒会副会長)と勉学で不動の地位を確立した聡明叡知の怪物、白銀御行(生徒会長)の二人。
最初から細かいカットのセリフなどにも男性の生理的欲求やフロイト心理学やサブリミナル効果が敷き詰められていたりして期待が高まる………がしかしその内容は実にポップでコメディなタッチ。
セリフと演出もいちいちおもしろい。(特にケンタウルス座α星BbのくだりとかIQのくだりとか)
あ、そうなんです。ふつうにおもしろい系のマンガなんですよ。ラブロマンスじゃなくてほんとラブコメディなんです。
でもラブ要素もあって、たまにそれがクリーンヒットするから侮れない。ふたりともツンデレ属性でかわいい。四宮のドジるところかわいい、会長は無理矢理頑張るところがかわいい。
今のところ単行本はまだ3巻までしか出てませんけど、話が進むにつれキャラが性格がどんどん分かってきて、話自体もそれを活かした話になっていくのでキュンとくる場面がどんどん多くなってきますし、かつギャグのクオリティーも高まっていくのでもうほんと死角のない作品になっちゃってます。
ほんと末恐ろしいマンガやで……。