【R】max.printの最大値とその設定
Rをやってると必然的に大規模なデータを扱うことが多くなります。
しかし、データをそのままwriteコマンド等でtxtファイルやcsvファイルに出力しようとすると
reached getOption(“max.print”) — N 行を無視しました
getOption(“max.print”) を越えました — 末尾 N 行を省略します
getOption(“max.print”) を越えました — 末尾 N 行を省略します
というエラーが出たりします。
max.printの値を超えた分のデータが省略されてしまうんですね。(max.printのデフォルト値は99999)
このmax.printの値を変更したい場合は
options(max.print=100000)
という感じで指定すればOKです。
通常Rで扱える整数値は2147483647までなので、max.printに設定できる最大値は2147483647までとなります。
※これ以上の値を設定しようとするとNA値でエラーになります。どうしても2147483647以上の値を扱いたい場合はbit64ライブラリを使用するべし。
ちなみに現時点でのmax.printの設定値は
getOption("max.print")
で確認できます。
以上、ご参考になれば幸いです。