Twitter Polls(投票アンケート)機能が偏向報道に利用されそう
2015/10/23
今日こんなニュースがあった。
これから数日の間に、Twitterの上で簡単な投票ができる機能が追加されます。ツイート作成画面でこの機能のアイコンが見えたら、お試しください。 https://t.co/BpnsRHTeI7 pic.twitter.com/QQiTX6xCzU
— TwitterJP (@TwitterJP) 2015, 10月 21
どうやらTwitterで上のような簡単な投票機能が使えるようになるらしい。
でもこの新機能を見てまずあることが心配になってしまった。
「なんか偏向報道に利用されそう…」
と。
偏向報道に利用されそうな2つの理由
1.二択の誤謬
まず二択、というのがクセモノだ。いろいろな思惑を極端と極端に分けてしまう。
相手の本音やきちんとしたデータを集計したときに二択というのは最もやってはいけない手段である。(チャルディーニ)
まずこれが偏向になる一つ目の理由だ。
あ、ちなみに「偏向報道」と言ったけど、これは別にマスメディアだけに限定した意味じゃない。一般人の個人的な発信も含んでいる。
2.質問を投げかける相手の属性
次にこの投票(質問)機能を投げかける相手の属性。
この投票機能というのはおそらく第三者ではなく自分のフォロワーに対して行われるものだろう。普通のツイートのような形で。
となると、革命派の人が自身のフォロワーに対して呼びかけたものと保守派の人が自身のフォロワーに対して呼びかけたものとでは例え質問内容が全く同じものだったとしても結果は全く違うものになることは予想できる。
でも一応結果は出る。それもどういったの人達に対してのアプローチなのかという情報がごっそり削られた単なる数字という形まで抽象化された状態で。
これもクセモノだ。
個人的にはこれが偏向報道の温床になる可能性を多いに感じちゃうなぁ……。
という雑記。