理系アニメおすすめ10選

ここでいう理系アニメの定義は
「科学的(工学、生物学、物理学等)知識や数理的な要素を比較的多く扱っているアニメ」
をとしています。※なおこのテーマに合致していてもバトルシーンの割合が多いものは除外しています。(例.とある科学の超電磁砲

1.全てがFになる

理系代名詞といえばこの人、森博嗣。と言ってもまぁ過言ではないかもしれない気もしますよね一応

そのデビュー作にして最人気小説である「すべてがFになる」のアニメ版です。

個人的には小説の方が好きなんですが、このランキングの中でも理系度は相当高い方ですね。キャラの思考からストーリーの細部至るまで理系成分が染み出しています。

2.STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

理系アニメというの好みが分かれがちだと思うんですが、この作品はわりと万人受けするほうです。個人的にはヒット率が一番高い気もします。

タイムトラベル(タイムリープ)もので、この手の作品はどうしても無茶苦茶なロジックや突拍子のなさが際立ってしまうことが多いもの。

しかしこのシュタインズ・ゲートはストーリーの滑らかさと現実にありえるかも……と思わせてしまうような魅力ある設定(仮説)によって、視聴者を飽きさせません。というか釘付けにします。オカリン鳳凰院凶真とまゆしぃのキャラが良い。

3.ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)

タイトルでお気づきの方もいるかもしれませんが、実はシュタインズ・ゲートの姉妹作品なんです。

設定としてはシュタインズ・ゲートのトゥルーエンド後の世界とのこと。(ストーリー上の接点はないですし、作風はだいぶ違いますが)

テーマは近未来科学技術のロボット、ネット犯罪。設定している年代は2019年ということですが、snowっぽいアプリの強化版とかスマホの音声認識システムとかはところどころで本当に将来起きそうな部分があります。

4.人生

本来は日常系アニメ。けっこう変化球的なチョイスですが、他の要素を補って余りあるほどの理系成分を完全理系女子遠藤梨乃さんが出してくれます。てかほら、もう絵が完全に理系でしょ？

九文（くもん）学園第二新聞部に所属する赤松勇樹は、いとこで部長の二階堂彩香から校内新聞の新コーナー「お悩み相談コーナー」（人生相談）を任されることになった。しかし勇樹一人だけで記事を作るのは心許ないと考えた彩香は、3名の女子生徒に「回答係」として勇樹に協力するように命じた。そのメンバーはいずれも勇樹と同じ1年生で理系代表の遠藤梨乃、文系代表の九条ふみ、体育会系代表の鈴木いくみ。勇樹は三者三様の回答とその実践を交えつつ、何とか記事としてこれらをまとめていくのだが…?。

引用元：人生 (小説) – Wikipedia

ストーリーはこんな感じで主人公と理系、文系、体育会系の3人の女子が人生相談にのるという話なんですが、いや単純にエンターテイメントとしてすごくおもしろいですし、勉強にもなります。

5.攻殻機動隊

鉄板。文学的要素も強めですが、理系アニメとしても最強。

電脳、義体、AIという近大SFシーンに絶大なる影響を与えた名作でもあります。非常に哲学的なテーマを扱うことも多く、他のアニメとは比較にならないほど深い知見が詰め込まれています。

理系という枠に入れなくてもイチオシのアニメ。余談ですけど、個人的に一番好きなキャラはタチコマです。

 

 

6.PSYCHO-PASS

ごめんなさい。これは本当は理系アニメっていうよりは文系アニメなんです。(正確には哲学系アニメだと思っていますが)

ただ理系要素も少ないわけではないし、今回のラインナップが好きな人はこれも好きだと思うのでイレギュラー的にピックしました。

これも変化球ではありますが、理系なアニメを求める人であればたぶんこれも楽しめるはず。

7.銀の匙

ここは生物学(農学)の方面からも一票といきましょう。鋼の錬金術師で有名な荒川弘先生の作品、「銀の匙」です。

作中には非常に合理的な考え方や酪農や栄養学、農学、食品に関する細かい知識、現状がぎっちりと詰め込まれています。

この方面は敬遠しがちな理系人間でも一度見れば「おもしろい……」となる事請け合い。

8.プラネテス

次は宇宙工学方面から一票。主人公達は宇宙に漂うスペースデブリ(宇宙ごみ)の回収屋ですが、そこからいろいろ派生して宇宙で生活するようになった人類の生活を描いています。

細かい工学的な知識や作中何度も意識させられる物理法則はまさしく理系アニメ。

しかし詩的でおしゃれでもあります。理性と感性は相反するものではないのです。間違いなく名作。

9.ブラックジャック

医学系アニメの金字塔。作画とか絵の面で好みが分かれそうですが、中身は多くの医学的知見に溢れるすばらしい作品。

手塚治虫先生の執筆からもう何十年も経っていますが未だに色褪せないそのクオリティー。見てても古いなぁと思いません。

というか毎回毎回違う病気とか症例とか出てくるんで見てて単純に勉強になります。

10.レベルE

鬼才いや奇才、冨樫義博の作品。

ハンターハンターや幽☆遊☆白書が有名ですがこのレベルEも隠れた超名作。SF要素強め。

圧倒的な合理性と圧倒的な非合理性のミックス。ロジックとカオスが入り乱れて最高のエンターテイメント作品に仕上がっています。(個人的にはマンガの方が好きですけど)

 

以上、10作品おすすめの理系アニメでした。

はぁ数学ガールアニメ化しないかなぁ。