ぼくらの研究

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Google AdSenseの違反事項を全部一覧にしました

      2018/04/03

チェック

(2018/03/29更新)
Google AdSenseに関する違反、禁止事項の一覧を質問形式でまとめたので、ザーっと見ても分かりやすい形になっています。
例や簡単な説明もなるべく入れるようにしましたので、そちらも参考にしていただければ幸い。

自分の備忘録的な意味でも使い勝手の良いものにするため、可能な限り多くの禁止項目をまとめました。
(自分で言うのもアレですが、ぼくが知る限り一番多くの情報が載っている…ハズ。)

 

 

Google AdSenseの違反、禁止事項とその例 コンテンツ編

Googleのアドセンスチームから警告を(ここ3年以内に)受けたという報告記事を発見した事例に関しては
[警告事例発見]
と記載しておきます。

また、冒頭でも言った通り違反項目を質問形式で投げかけていきます。そっちの方がチェックしやすいと思うので。

 

では早速紹介していきます。

1.成人向けコンテンツの禁止

参考リンクアダルト コンテンツ – AdSense ヘルプ

きわどい服、水着の画像や動画を掲載していませんか?

肌の露出が多い女性の画像、胸元が大きく開いている画像等は警告対象になる可能性があります。
ただ、文脈を見て総合的に判断されるので、同じグラビアアイドルの写真という1つのコンテンツを取り扱った記事でも使われ方によって結果が異なるようです。
[警告事例発見]

内容がアダルトではありませんか?

アダルトな書籍に対する書評等も含まれます。良く使われている文言ですが、「家族や同僚に見せても大丈夫」なコンテンツが望ましいです。話題の映画の紹介とかでもR指定が入ってると違反対象なので気をつけるように。
またアドセンスを表示しているページではアダルトなコンテンツはなくともサイト全体がアダルトと判断された場合にはNGとなります。
ちなみに伏せ字にしても意味はないそうです。これも内容を総合して判断されるとのこと。
[警告事例発見]

アダルトサイトへのリンクを張っていませんか?

実際アダルトコンテンツへのリンクではなくても、そういったコンテンツを取り扱っている会社、サイトドメインへのリンクでも違反となる場合があります。
[警告事例発見]

妊娠、出産の性関連医療情報を載せていませんか?

医療情報であっても性的な情報が含まれているとNGになるようです。
[警告事例発見]

コメントスパムを含むページにアドセンスを掲載していませんか?

意外と知られていませんが、サイト管理者が直接投稿したコンテンツではないコメントも、その責任は管理者側にあるというのがGoogleの認識です。サイトの管理というのはコメントの管理も含まれるということですね。

デートサービス関連のコンテンツを取り扱っていませんか?

Googleによると、国際結婚斡旋やエスコート サービス、アダルトなデートサービスは違反項目のようです。

 

2.個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツの禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ 個人、集団、組織を誹謗中傷するコンテンツ

特定の個人、集団、(人の)傾向を誹謗中傷したり、その助長をしていませんか?

批評ならOKです。
ですが相手を攻撃したりするのはダメ。

曖昧ですが
「これは一般的に支持されていません。それはこういう理由があるからです。」
はOK。

でも
「これは嫌い。こういうことをする奴はもうク○。△△をやっつけよう!」
みたいに書くのはNGということです。

特定の個人、集団、傾向の例

個人名:○○さん
集団:○○高校△△部
傾向:○○教の人

嫌がらせやいじめに関するコンテンツを含んでいませんか?

これも公式ヘルプページによるとNGです。
いじめや嫌がらせに関連するコンテンツは掲載しないようにしてください。

 

3.違法なコンテンツ、オリジナル性の乏しいコンテンツの禁止

法律に反したコンテンツを掲載していませんか?

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ その他の違法なコンテンツ

これは良く例に挙げられる著作権法だけではなく、全ての犯罪行為のことを指します。

幅が広すぎて個別の指定はあきらめますが、あらゆる法律です。
ぼくらが住んでいるここ日本の法律に反するようなコンテンツを載せてはいけないということ。
アドセンスうんぬんを別として当たり前のことですが、これも注意が必要です。

当然のごとく、それを助長するのもNG。

[警告事例発見]

コピーコンテンツページ、オリジナルコンテンツがほとんどないページになっていませんか?

参考リンクオリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しない – Search Console ヘルプ

コピペしたらもちろん違反確定です。(むしろそう判定されれば、アドセンス停止だけじゃなくて検索エンジンからもペナルティを受けるでしょう)

「へへーん、コピペなんかしてないもんね」
と思っているそこのあなた!油断大敵です!
故意にコピペをしていなくてもこの項目での違反警告を受けることがあります。

たとえ一回たりともコピペをしていなくても、コピーコンテンツページもしくはオリジナルコンテンツの乏しいページと判断されることがあります。

特に以下のページです。

・目次ページ[警告事例発見]
・問い合わせページ
・プライバシーポリシーページ
・404ページ

要は似たり寄ったりになりがちなページです。
誰が作っても同じ内容、文言になりがちなので注意が必要。

万全を期すならそのページだけにはアドセンスを載せないように設定したほうがいいでしょう。くれぐれも記事単体では対応したけど、サイトの共通部であるサイドバーにはアドセンスを載せていて実際のページでは表示されていた……ということはないように。

 

オンラインカジノに関する記事を書いていませんか?

参考リンクAdSense プログラム ポリシー – AdSense ヘルプ

さきほどの違法なコンテンツは掲載しないというところにもつながりますが、国内で公的に許されているギャンブル以外は禁止です。

日本では今のところカジノのような賭博は禁止されていますのでダメ。
逆に許可されているのは、パチンコ、競馬、宝くじ、競輪等です。

 

4.薬物、アルコール、タバコの関連コンテンツ(一部例外有り)の禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ 薬物、アルコール、タバコに関連したコンテンツ

麻薬に関するコンテンツを掲載していませんか?

これはダメです。

一応ヘルプページを見ると例外ケースも記載されていますが、日本の国内法では恐らくほとんどが抵触してしまいます。
特に最近は法の網を抜けた薬物に関する法改正も頻繁に行われていますし、これはもうNG。

この類いのコンテンツは扱ってはいけません。

処方箋薬の販売or宣伝をしていませんか?

市販されている薬はいいんですが、処方箋医薬品はダメ。

販売ではなく、情報提供なら処方箋医薬品の場合でもOKのようです。

ビールやハードリキュール(アルコール度数の高いリキュール)を掲載していませんか?

これはヘルプ上では「直接販売を主な目的とする…」と書いてありますので、ビールの写真をおっきく掲載している状態でも、その記事やサイトが何気ない日常について語ってあるものだったらOKとのこと。
販売目的が疑わしいビールやハードリキュールのコンテンツはNGです。

法律と違い、一会社の規約というのは基本的に「(法律の許す範囲で)疑わしきは罰する」という形になっているので、ちょっとでも疑わしいのは避けたいところ。
気をつけるようにしましょう。

ちなみに、ビールやハードリキュールはダメでもワインやシャンパン、日本酒、焼酎はOKです。

タバコの販売orアフィリエイトページにアドセンスを載せていませんか?

これもダメです。禁止にされています。
ただ参考リンク先のヘルプページの例にあるように、禁煙に関する情報サイトタバコ関連商品を販売しない情報提供サイトならOKとのこと。

電子タバコに関するコンテンツを掲載していませんか?

さっきタバコ情報サイトの例外を案内しましたが、電子タバコは情報サイトでもNGです。当然、販売サイトもNG。

 

 

5.ハッキング、クラッキングに関連のコンテンツ

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ ハッキング、クラッキングに関連したコンテンツ

違法アップロードされているYoutube動画を掲載していませんか?

ダメ。

日本の法律上、2015/07/18の時点ではリンクだけを貼る等の場合は違法にはならないのですが(無料試聴サイトが乱立してますよね)、アドセンスのコンテンツポリシー上はNGになり得ます。
実際のところ件の無料試聴サイトを見ても、アドセンスを掲載できているところはありません。(できたとしてもすぐに別の広告媒体に置き換わっているはず)

[警告事例発見]

提供元からダウンロードが禁止されているストリーミング動画のダウンロードを補助または可能にするコンテンツを掲載していませんか?

分かりやすい例で言えば、Youtubeのダウンロード方法紹介。

Youtubeはストリーミング再生のみが許可されいて、ダウンロードは禁止されていますがそれを技術的に回避してダウンロード可能にするコンテンツ(ツールや情報等)を取り扱うのが禁止ということ。

ライフハック系のブログに意外と多い携帯電話のロック解除、ジェイルブレイク(脱獄)は公式ヘルプページによるとOK扱いのようです。

 

6.報酬提供サイト紹介の禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense ヘルプ 報酬プログラムを提供するサイト(「報酬提供」サイト)

ポイントサイト、お小遣いサイトを紹介(掲載)してませんか?

ここに具体的に書くとこの記事自体がひかかってしまうので具体的には表記はできませんが、
「このサイトを経由して、買うor申し込むと○○%バック!」
というキャッシュバックサイトの紹介は危ないと思っていいです。お役立ちサイトとして紹介しがちですけどね。

記事中で紹介せずにサイドバーに該当サイトのリンクだけを載せていただけでアドセンスが停止になる可能性もあるのでリンクは特に厳禁。

[警告事例発見]

情報商材を扱っているサイトへのリンクを貼っていませんか?

これも禁止コンテンツである報酬提供サイトに含まれます。情報商材の種類によってはこのケースに当てはまらない場合もありますが、俗に言う「稼ぐ」系の情報商材はダメ。

[警告事例発見]

トラフィックチェンジ、オートサーフを紹介していませんか?

この場合はトラフィック(アクセス)が報酬ということですね。

当然ダメです。他にもアクセスが何らかの対価の形で入ってくるようなものはこの項目に入る可能性があるので危険です。

アフィリエイトサイトにアドセンスを掲載していませんか?

勘違いしやすい部分なので断っておくと、
アドセンスとアフィリエイトリンクを同じページに表示するのがNGなわけではありません。

アフィリエイトリンクの掲載自体はOK。

ただ、「アフィリエイトが主たる目的のサイト」へのアドセンス掲載は禁止されているのです。

これがちょっと曲者で「えーっと…たまにアフィリエイト記事は書くけど、ブログのテーマはお得な化粧品情報についてだから…大丈夫だよね?」「5記事中3記事でアフィリエイトしていたらアフィリエイトサイト扱いになるの?」と悩みがち。

けっこう個々人で意見が分かれるためどこまでがOKかも判断しにくいところですが、サイト上で自サイトはアフィリエイトサイトだと堂々と説明してあるようなものはNGでしょう。

アフィリエイトが主な目的、主なテーマのサイトはアドセンスは掲載できない。

覚えておいてください。

[警告事例発見]

アフィリエイトコンテンツへの誘導をしているページにアドセンスを掲載していませんか?

さっきも言った通り、アフィリエイトコンテンツの表示はOKです。

ただアフィリエイトコンテンツへの誘導はNG。「こちら(アフィリエイト)リンクからどうぞ!」みたいなのがダメということです。

どういうことかというとアフィリエイトへの誘導を行うと、そのページにある報酬リンクへのクリックが促され、結果としてアドセンスの誤ったクリックにもつながる、ということらしいです。

サイドバーにアフィリエイトリンクを載せているならともかく、アフィリエイト記事なんかはどうしても誘導っぽい感じになってしまう可能性があるので、そのページにはアドセンスを表示しないようにする方が賢明でしょう。

[警告事例発見]

アフィリエイトの比較(言及)やブログ論を掲載してませんか?

アフィリエイトの比較(言及)をしても違反になる可能性有り。

アフィリエイトに関して言及した記事が違反の対象になった事例があります。
(アフィリエイトリンクとかではなく記事コンテンツそのものが違反対象だったようです。)

ですからアフィリエイト収入や方法論等をブログ論として取り上げた場合に警告を受ける可能性はあります。
このように線引が非常に難しい問題なので十分注意するようにしましょう。

[警告事例発見]

 

7.不適切なコンテンツ表示の禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense 不適切な表示に関連したコンテンツ

虚偽表示や誇大表示をしていませんか?

嘘の情報を意図的に掲載したり、ユーザーが知るべき情報を意図的に情報を隠蔽したり、実際と大きく乖離した誇大表現によってユーザーに不利益を与えるようなコンテンツを表示してはいけません。当然違反の対象です。

※今までもこういったケースは違反対象になっていましたが、2016年11月に入ってからこれまでの「Googleブランドの使用禁止」の項目を含んだ形で改めてケース分けしたようなのでより注意しておきましょう。

Googleのロゴやアナリティクス、アドセンスのスクリーンショットを許可なく使用していませんか?

Googleからの事前許可無く商標、ロゴ、ウェブページ、スクリーンショットを表示してはいけません。

アドセンス等の管理画面のスクリーンショットをしちゃダメですよー、とよく言われるのはこれが原因です。

また、Googleは報酬の正式な(最終的に決定された)支払総額を公表するのは禁止していませんが、収益が表示されている画面のスクリーンショットの表示は禁止。アナリティクスのスクリーンショットも原則禁止されています。
※具体的な数字を隠したアナリティクスのスクリーンショット表示はOKとの情報は有り。

公式ガイドラインで説明されているようにたとえ検索結果のような公開されているページでも第三者が使用(引用)する際には厳しいルールがあります。注意しましょう。

[警告事例発見]
[該当記事のみアドセンス非表示にしてもNG]

収益額をぼかして公開していたり一部だけ公開してませんか?

さきほども少し触れましたが、Googleからの支払総額を正確に開示することは許可されています。(Google AdSenseオンライン利用規約9条 秘密保持 参照) これに関してはぼく自身が自分の記事でもって確認しています。
参考リンクアドセンス収益公開で違反にならないか確かめる(この記事で)

ただこの規約中の説明には「支払総額を」「正確に」と書いてあるので、実際に口座へ振り込まれた金額を1円のズレもなく開示していない場合はシロとは言い切れないでしょう。

よく「アドセンスの収益は○○でいうと△個分くらい~とかぼかして言わないと危ない」とか言っている記事がありますが逆です。真逆です。ぼかしたらNGです。

参考リンクGoogle AdSense オンライン利用規約

アナリティクスのPVを公開していませんか?

さきほどアドセンスからの最終的に決定された金額を公表するのはOKだということを言いましたが、PVを公開した状態でアドセンスを貼るのはNGになることがあります。

「○○万PV達成しました!」と言うと、アナリティクスのPVが収益化につながってしまうというのが理由。
※ただし、PVを公開した状態でも広告停止から復帰した事例も有り。

[警告事例発見]
[該当記事のみアドセンス非表示にしてもNG]

Googleと提携しているように見せていませんか?

パートナー企業のような項目のすぐ下にGoogleの名称がある等、それを示唆するようなものは禁止です。

Googleを模倣していませんか?

パロディも厳禁のようです。

あなたのドメインはGoogleを連想してしまうドメインではありませんか?

これもNGです。
oを一つだけ増やしたドメインや「google○○○.com」みたいなドメインが典型ですね。
基本的にはGoogleの商標をドメインに含んではいけません。
いくらGoogleを愛しているからといって、誤解をさせてしまうような形はNGということでしょう。

 

8.暴力的なコンテンツの禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense 暴力的なコンテンツ

重傷を負うシーン、グロいコンテンツを含んでいませんか?

具体的には骨折をするところや電車にひかれたりするシーン、出血を伴うシーン等ですね。
これらは禁止されているので掲載しないようにしましょう。

画像だけでなく動画も含まれるので、ブログに載せる動画は内容を一応初めから終わりまでチェックしておきましょう。

格闘技の試合などの動画を掲載していませんか?

格闘技好きのブログとかに派手な試合のYoutube動画を載せてたりしますが、これもNGになる可能性があります。ご注意を。
最近だとメイウェザーvsバッキャオの動画とかですかね。(動画元が非公式なものばかりなので、別の項目でもひっかかります)

ちなみに格闘技に関するコンテンツ自体が禁止されているわけではありません。暴力的なシーンやそれを連想させる動画が禁止されているだけで、純粋な格闘技情報コンテンツはOK。

 

9.武器、兵器に関連したコンテンツの禁止

参考リンク禁止コンテンツ – AdSense 武器および兵器に関連したコンテンツ

銃、エアーガン、スポーツガン、ナイフ等を販売したりその助長をしていませんか?

ここで言う武器にはいわゆる銃(ピストル、ライフル、BBガン、スポーツ銃、エアーガン、ブローガン、スタンガン等)の他にもナイフ等多岐に分かります。
販売ページにアドセンスを掲載することはもちろん禁止ですが、販売サイトへのリンクを貼ったりすることもその助長と見なされるのでNG。ご注意を。

ちなみに料理を目的とする包丁はセーフのようです。

爆弾の販売、製造に関わるコンテンツを掲載していませんか?

当然ながらこれらは全てアウトです。触れてはいけません。爆弾だけに。

花火の販売、製造に関わるコンテンツを掲載していませんか?

実はこれもアウトなんです。花火は爆発物ですからね。

花火シーズンだからって勢い余って花火の製造方法まで紹介しちゃう…みたいな行為は慎みましょう。

 

10.広告主に悪影響を与える可能性のあるコンテンツの禁止

死亡事故や悲惨な事故、火災等のネガティブなコンテンツを掲載していませんか?

これらの内容の記事に掲載されると、広告主になっている企業にとってマイナスのイメージになってしまうのが原因のようです。このケースに限らず、広告主にとってマイナスだと判断される内容は警告の対象になる可能性があります。

[警告事例発見]

11.必須コンテンツ

プライバシーポリシーページはありますか?

参考リンク必須コンテンツ – AdSense ヘルプ

気づかずにスルーしやすい項目ですが、アドセンスではプライバシーポリシーに記載する必要がある文章というのがあります。

ぼく個人が見聞きした範囲ではこの項目で警告を受けた例はありませんでしたが、必須コンテンツと銘打ってあるので忘れず用意するようにしましょう。
掲載するべき文章に関しては上記参考リンクに記載してあるのでご参考に。

 

 

Google AdSenseの違反、禁止事項とその例 – レイアウト(配置)、行為編

次にレイアウト(配置)、行為編です。

1.レイアウト(配置)

参考リンク広告の配置に関するポリシー – AdSense ヘルプ

スマホ表示の際、ファーストビューの大半を占有するサイズのアドセンス広告を載せていませんか?

アドセンス違反ファーストビュー

ファーストビューというのはページを開いた時に最初に表示される画面のことです。

このファーストビューにはスマホの表示画面の大半を占有するサイズ…具体的には、レクタングルサイズ(300×250)の広告を配置してはいけません。

(2018/03/29追記)2017年5月にGoogleのInside AdSenseでスマートフォンサイトのファーストビューに300×250サイズの広告が表示されていてもポリシー違反にはならないとアナウンスされました。

参考リンクhttps://adsense.googleblog.com/2017/05/may2017-policy-update.html

ただこれより大きいレクタングル大(336×280)はダメ。
PCの場合はファーストビューにレクタングルサイズの広告ユニットがあってもOKです。画面を占有してませんからね。

この項目に違反すると、

Google 広告を紛らわしい方法で掲載することは禁止されています。最適なユーザー エクスペリエンスを保つため、Google 広告とサイト コンテンツは明確に区別する必要があります。これにはたとえば、モバイル端末でスクロールしなければ見えない位置にコンテンツが押しやられていたり、モバイル端末向けサイトでスクロールせずに見える範囲に 300×250 以上の大型広告ユニットが配置されているレイアウトが含まれます。

というような警告が届きます。

スマホのファーストビューに広告ユニットを表示する場合はレスポンシブ広告ユニット、モバイルバナー広告ユニット等を使いましょう。
[警告事例発見]

他のコンテンツとアドセンス広告の表示が重なってはいませんか?

例えば画像とアドセンス広告が重なっていたりするとNGです。

グローバルメニューを展開した時にアドセンス広告が隠れたりしていませんか?

ページを開いた最初の時点では問題なくても、訪問者がグローバルメニューをクリックしてサブメニューが下はダーっと展開した時に、すぐ下に配置してあったアドセンス広告を隠してしまうのはNG。

訪問者が誤ってクリックしてしまうような位置にアドセンスを表示させていませんか?

ランキングバナーの側とかは典型ですね。危ないのでやめましょう。
アドセンスのすぐ近くにクリック(タップ)要素は好ましくありません。
[警告事例発見]

アドセンス広告をポップアップさせていませんか?

これもNG。ダメ。

1ページに表示可能な広告ユニット数を超えていませんか?

1ページに表示可能なアドセンス広告には上限があります。

1ページに

・コンテンツ向け広告ユニットは3つまで
・リンクユニットは3つまで
・検索ボックスは2つまで

となっております。
※ただし、関連コンテンツユニット等Googleから個別に許可を得ている広告の場合はこの限りではありません。

OKな例
1ページにコンテンツ向け広告ユニット3つ、リンクユニット3つ、検索ボックス1つ

NGな例
1ページにコンテンツ向け広告ユニット4つ

(2016/08/18追記)

アドセンスの広告ポリシーが変更され、上のような具体的な数ではなく

サイト運営者様が提供したコンテンツよりも、広告の方が多いページ

という表現になったようです。

参考リンクhttps://support.google.com/adsense/answer/1346295#Ad_limit_per_page

自分の記事のコンテンツのボリュームより広告のボリュームの方が多くなっていないか、バランスが崩れていないかを各自が客観的に判断することが必要になりました。

 

[警告事例発見]

大きなサイズの広告ユニットを1ページに2つ以上表示していませんか?

さきほどの上限に加え、
300×600、970×250等の大きな広告ユニットは1ページにつき1つまでです。

PC、スマホ関係なく1つまで。

アドセンス広告をスクロール追従にしていませんか?

ごく稀に見かけますがNGです。
スマホ広告の台頭もあって、他の広告サービスではよく使われている手法ですがアドセンスでは禁止されています。

(2016/04/27追記)
最近追加されたページ単位の広告(関連コンテンツユニット)の「アンカー広告」「モバイル全面広告」は固定表示になっており、この広告に限ってはOK。

一目で見て広告だとわからない場所にアドセンス広告を表示する場合は、上部に広告ラベルをつけていますか?

記事中や枠線の区切りがない場所(一目で見て広告だと気づかない場所)、つまりサイト訪問者がコンテンツの一部だと勘違いしてしまうような場所にアドセンス広告を掲載する場合はラベルを表示しなければいけません。

ラベルの文言としてGoogleから公式に許されているのは「広告」「スポンサーリンク」のみです。
[警告事例発見]

スマホ表示の際、画面内に2つのアドセンス広告が表示されていませんか?

アドセンススマホ同時表示違反

PCで開いた場合は画面内に複数のアドセンス広告があっても問題ありませんが、モバイル機器(スマホ)で開いた場合はその画面内に2つのアドセンス広告が同時に表示されている状態があってはいけません。

スマホユーザーに対してはアドセンス広告を並べて表示したり、間隔を空けないで表示したりしないように。
[警告事例発見]

 

 2.不当行為

参考リンクAdSense ポリシー: 初心者向けガイド – AdSense ヘルプ

自分で自分の広告をクリックしてたりしていませんか?

当然ですが違反です。

人間誰しもミスはあるので、うっかり間違って押してしまった時に
「あっ…間違ってクリックしちゃった…どうしよ…警告くるかな…どうしよ…。」
となる時もありますが、自分のこうした誤クリックはアドセンス側でカウントしないようになっています。焦らないで。

ただ、故意だと判断されれば直ちにペナルティです。くれぐれもこういった違反行為はしないように。

参考リンクアドセンスの自己クリックを防ぐ方法

他人に自分の広告をクリックするようにお願いしたりしていませんか?

これはページを見ているユーザーに対してもお願いしてはいけませんし、自分の友人に「ちょっと暇な時にぼくのサイトの広告クリックしといてよ」と頼んでもいけません。また、直接そう頼んでなくてもサイト訪問者が勘違いしてしまうような表現は避けましょう。

※「お願いなんてしていないけど、誰かが勝手にクリックしてくる!」という不正クリックに遭遇する時もあるかもしれませんが、そういった時のためにアクセスログをとっておく等して備えましょう。

アドセンスのコードを改変していませんか?

アドセンスからのコードは原則的に改変してはいけません。
(以前用意されていたカスタムタイプのレスポンシブ広告ユニット等の一部例外は許さる範囲でコードをいじるこはできましたが)

基本的には一文字たりともいじっちゃダメです。

アドセンスを別のアプリケーションに組み込んでいませんか?(FLASH等)

アドセンスを別のアプリケーションに組み込んで使ってはいけません。さっきの例と重複してしまう点が多いですが、コードはそのまま使いましょう。

ポップアッププロンプトやソフトウェアの自動インストールを使用していませんか?

アドセンスを掲載しているサイト上において自動でソフトウェアのインストールを要求することは禁止されています。

ブラックハットSEOをしていませんか?

ここまでのアドセンスのポリシーに準拠していてもGoogleのウェブマスター向けガイドラインに抵触すれば違反対象となります。項目にあるようなGoogleの検索エンジンからスパム判定を受けそうなものは控えましょう。
[警告事例発見]

 

以上です。

ふぅ…こんな記事を書いてしまったからには今後ぼくの違反が許されない状況になってしまったな。(書いてなくても違反しちゃダメだけどね)