鹿児島県知事の三角関数の件をUCに例えると…
現在絶賛炎上中の
「女の子にサイン、コサイン、タンジェントを教えて何になるのか」 なんと、朝からすごい発言を目にしてしまいました。 鹿児島県知事の発言です。… http://t.co/MmzkHHWJYq
— かごしまの未来を語る会 (@kagoshimanmirai) 2015, 8月 27
という件。
これをUCに例えます。
ということでガンダムUCを見てない人は全く分からない記事です。ご容赦。
女性蔑視だと言うのが専ら批判されていますが、それを省いたとしても、この発言は
「そんなこの先どうなるか分からないものを覚えるつもりか、可能性に殺されるぞ!」
というリディ少尉よろしくな意見なわけです。
この意見に対して方方から寄せられる反論は、「今すぐこれっていうものがなくても将来の選択肢をつぶしてはいけない。より良い未来を選べる可能性のために勉強するんだ!」という
「それでも…!」
的なバナージ属性の意見。
どちらが正しいかはともかく、とりあえず個人的に思うのはリディ少尉的な行動が最近多くなっていることです。(今回の件のことを言っているわけではありませんよ)
将来のために現在痛みを伴ってでも可能性を残す、という行動は今は少ないように映ります。これはつまり現代はバナージが減っていて、リディ少尉が増えているということですね!たぶん。
目先のことにフォーカスしがちになるのは余裕がないからでしょう。余裕があれば、未来のことを見据えて可能性に投資することができますから。
経済的な余裕、精神的な余裕、時間的な余裕がないのです。
公の場ではバナージの意見が美化されがちですが、リディ少尉の考えもバナージの考えと同じくらい正しさを持っていると思います。
可能性がまだまだあるのに、悲観的になって勝手に閉じてしまうのは正しくないと思いますし、
目の前に落とし穴が見えてるのに盲目的に突進するようなのは、生き物として失格だと思います。
あえて言うなら状況によりますよね。
ちなみに今回のは……ね。