macOS Sierraでファイルのパスを確認する一番簡単な方法
以前はファイルを選択した状態で⌘I「情報を見る」を行うと表示されるファイル情報の「場所」にファイルの絶対パスが表示されていたのだけど、Yosemiteあたりからはこの「場所」というのが、単純にフォルダ名が矢印で繋がれている構成の表示になってるっぽい。
・現行バージョンのファイル情報ウィンドウ
・以前のファイル情報ウィンドウ
画像引用元:http://www.dtp-transit.jp/apple/post_1014.html
正直以前のようにファイルのパスをそのまま表示してくれる方がありがたいんですけど、現状これを変更する方法はないっぽい。(サードパーティのアプリを使えばできるかもだけど)
とはいえ、このままだとファイルのパスをうまく把握できない。
ファイルの移動にそのファイルをドラッグしていって……みたいな方法もありますけど、それはかなり面倒。
「もっとサクッとファイルのパスが知りたい!」
そんな時にたぶん一番簡単だと思われる方法です。
手順
ファイルを選択した上で右クリック(副ボタン)を押すとこの状態になると思います。
この状態でoptionキーを押すと今ハイライトされている部分の表示項目が
「”ターミナル.app”をコピー」→「”ターミナル.app”のパス名をコピー」
と変わります。
これをクリックすればもうファイルのパス取得は完了。クリップボードにファイルの絶対パスがコピーされています。あとはそのままエディタなりターミナルなりに貼り付けることができます。
……と勘の良い方ならおわかりかもしれませんが、こういうのはショートカットキーが割り当てられてたりします。
⌘+option+C:選択しているファイルのパス名をコピーする
はいこの1タッチで完了。
ご参考になれば幸いです。
※現時点(2017/04/05)では一番簡単な方法だと思いますが、今後のアップデートでもっといい方法が出てくるかもなのでもっといいやつ見つけたら追記します。