VBAでIE制御したい時に一番参考になった資料、というか本
2016/08/23
と思いつつも
とか思っている人向けの記事。
いやぼくも最初めっちゃ悩んだんですよね。三流さんのサイトとかでツギハギ的に覚えていったんですけど、ところどころでつまずくし、なんか効率悪い。
なのでVBAの本を買おうと思っていろいろ調べましたが、IE操作をテーマしたものは多くないのが困ったところ。まとめて覚えた方がいいと思ってVBAの逆引き本とかも買ったんですけど、IEオブジェクトの取り扱いだけなぜか情報が乏しい。乏しすぎる。とても(IE自動制御の)実用本として使えなかった。
ということで、結局最後に助けてくれた本を今回ご紹介します。
こいつがIE自動制御の基礎を教えてくれます。「VBAの基礎」ではなく、「VBAを使ったIE自動制御の基礎」というのがミソ。IE制御の分野だけに特化しつつ、分かりやすく解説してくれているのが良い。今までの「なんでコレがこうなるのかよく分からない…」というモヤモヤを吹き飛ばしてくれるハズ。
もちろん具体的な応用編もあります。
この写真にあるように実際に動作するコードも載っていて便利。
みなさんのために具体的にどんな内容が書かれているのかを簡単にご案内すると、
・IEの起動、表示、遷移
・既に起動してあるIEの操作
・ポップアップ、通知バーの処理
・テキストボックス、テキストエリア、セレクトボックス、チェックボックス、ラジオボタンの操作や値の取得
・ハイパーリンクの操作
・ボタンの操作
・画像の操作
・テーブルデータの取得
・フォーム送信
などなどです。
あとはこれらを使って各種サイトの情報を定期的にクロール&データ取得したり、IEブラウザから所定の動作を繰り返し実行する例とかが紹介されています。(これは公開されてる目次の範囲内の情報だから言っても大丈夫なハズ)
もともとVBAに詳しい人でも知らなかった情報がけっこう出てきて目からウロコになると思います。おすすめです。
やっぱりネットで調べてちまちまと学習していたのではどうも効率が良くありませんので、とりあえずこれを買ってどうしても分からないことをその都度検索していくのが一番楽だと思いますね。
それにしてもこれ系の情報ってホント偏ってるよなぁ…。書こうとするといろいろ面倒くさいことが多すぎるからみんな書きにくいんだろうけど。(もちろん自分も含む) あ、あとはMacで使えないからとかもあるかも。無念。