部屋の暖房効率を上げる3つの方法
2016/10/24
部屋が広くてエアコンをつけてもなかなかあったまんない。ファンヒーターをつけても効率が悪い。ちょっとでも燃費をよくしたい。そんな人のための処方箋的記事です。
部屋が寒くなる理由は単純に室内の熱が外へ逃げるからです。
ですので、部屋の暖房効果を上げる=部屋の断熱性を上げると言っても過言ではありません。(他にも室内の空気循環とかあるけどそれは今回触れません。)
1.カーテンなどで部屋にしきりを作る
効果 大 予算0円~50万円
部屋の暖房効果に悩んでいる場合多いのは部屋が広い場合。もし物置スペースとしか使ってなくて、普段そのスペースにいることが滅多にないのならカーテンなどで部屋をしきってしまうのも手。間仕切り(まじきり)ってヤツです。その暖房効果は絶大。厚手のカーテンとかは意外と断熱性があるんですよね。しきりの外側は寒くなりますが、部屋(自分の生活スペース)の暖房効果はグッと上がります。
工事方法、取付方法
カーテンで間仕切りする
ニトリとかで売ってるヤツでOK。どれくらいのサイズのカーテンが必要か事前測って買いに行きましょう。あとはカーテンの重さに耐えれるだけの突っ張り棒くらいでOK。これだと3000円~1万円くらいでできます。……が仕切り幅がかなり狭めに限定されます。
リビングを真っ二つにするような仕切り方の場合は必要なカーテンの幅は数メートルになると思いますが、突っ張り棒ではこのサイズのカーテンを支えるのは無理です。普通のカーテンではなくアコーディオンカーテンを使うにしても天井に吊りパイプを取りつけるといった工事が必要になってきます。カーテンの幅や種類にもよりますがその場合の費用は数万~数十万。これは日曜大工、DIYに慣れている人でないとちょっと敷居が高いですね。モノによって工事内容も変わってくるので具体的な工事方法、やりかた購入店などに聞きましょう。
ダンボールで間仕切りする
見た目を気にしない一時的な処置だったら、ダンボールを積み上げたりして仕切りを作るのも一手。
スーパーとかに置いてあるダンボールをもらってくれば無料、経費0円でできます。
専門店に工事を依頼する
それ以外の方法となるともう専門店に頼むしかありません。パネルドアにするにしても間仕切り壁を作るにしてももはやDIYの域を超えているでしょう。素直に専門家に依頼するのも一つの方法です。お金はかかりますけどね。
2.窓を断熱シートや専用プチプチで覆う
効果小 予算500円~3000円
部屋の熱の40%~50%は窓から出ていくそうです。ということは窓の断熱性を上げれば部屋の暖房効率を大きく上がるということ。専用のプチプチが好ましいですが普通のプチプチでも二重に重ねれば効果があります。
ただ欠点は見た目が悪くなることと、窓からの景色が見えなくなること。これは少し困りもんです。
これを防ぎつつ暖房効率(断熱効果)を上げたい場合は透明な断熱フィルムが使うのがいいでしょう。今(2015/11/29)のところAmazonでは以下の商品がベストセラー1位で50%OFFセール中です。
ちなみにこういった断熱シートやプチプチは窓表面にただ貼っただけではあまり効果はなく、外への熱が逃げていかないように二重窓構造にするのが好ましいです。
この残念な図でイメージしてもらえるかとてもとても不安ですが、説明すると図の左側が窓表面にプチプチまたは断熱シートを貼っただけの状態です。これより図右側のようにプチプチまたは断熱シートと窓の間に空気の層が入るようにして窓枠を含めた部分全部を覆うようにした方が効果が高い、ということです。
3.窓やドアの隙間を隙間テープで塞ぐ
効果小 予算100円~2000円
せっかく間仕切りしたり窓の断熱性を高めたりしても、隙間風が入ってきては意味がありません。ドアや窓の隙間をこれで塞ぎましょう。これはもう100均とかで売っています。
むしろ大手のニトムズとかのやつはAmazonで送料無料84円とかで売ってます。どうやって儲けてんねん。普通の60サイズのダンボールで来るしどう考えても送料だけで赤字では……
別に高いヤツを買う必要はありません。取付方法も簡単。ただ貼るだけ。ホントそれだけ。
以上、部屋の暖房効果を上げる3つの方法でした。これから冬本番。しっかり準備せねば。