ぼくらの研究

ぼくらのための研究をしていきます。

有酸素運動のタイミングは朝か筋トレ後か、実体験を添えて

      2016/01/18

ランニング

 

ということを考察していきたいと思います。

有酸素運動はそれを行うタイミングや状況によって体脂肪の燃焼効率が違います。時間にそこまで余裕があるわけではないぼくらにとってはできるだけ効率よく脂肪を燃焼したいところ。

ということで、今回は「どの時間帯に、どんな状況で有酸素運動をするべきか」という記事です。実体験も交えて。

脂肪燃焼に効果的な有酸素運動のタイミングはいつか

タイトルにある通り、候補は2つあります。

1.筋トレ(無酸素運動)後

無酸素運動を行った後20分ほどで代謝が良くなって脂肪燃焼効果が向上します。これは筋トレ(無酸素運動)の後は成長ホルモンが多く分泌されるのが要因とされています。

2.朝(食前)

朝起きて食事を取る前というのは糖分が不足している状態で、このタイミングで運動すると体は積極的に脂肪を燃焼させようとする、という話です。

 

以下の調査結果はわりと有名ですね。

調査は英グラスゴー大学のDr Jason Gillによって行われた。10人の男性を対象に運動せずに朝食を食べた場合、朝食前に1時間のウォーキングをした場合、朝食後に運動した場合とで脂肪の燃焼を計測した。もちろん何もしない場合より、運動した場合の方が脂肪の燃焼は大きかったが、朝食後に運動した場合より、朝食前に運動した時の方が33パーセントも脂肪の燃焼が大きかったという。

引用元:朝食前の運動がダイエットには最も効果的だと判明 英調査 – IRORIO(イロリオ)

 

余談ですが、ぼくはこれを某番組でしみけんさんが朝からエアロバイクで

「脂肪を燃焼するには朝がいいんですよ!」

みたいなことを満面の笑みを浮かべて運動していたのを見て知りました。

朝食前の有酸素運動の弊害?

これに反対する立場の意見として良く聞くのは「低血糖状態での運動は筋肉量の低下を招く、結果基礎代謝も下がって脂肪燃焼効果が下がる」ということ。ですが、これは正直根拠が弱いと言わざるを得ません。

もちろん血糖値が通常時よりは低い状態にあることには間違いないと思いますが、低血糖状態…筋肉がカタボリック(分解)を起こすまでの低血糖状態にはそうならないでしょう。さらに言えばその程度の筋肉分解、それによる基礎代謝低下はたかが知れてます。本当に微々たるものです。※エネルギー不足状態とも言えるので過度のトレーニングは健康を害する可能性があります。数十分のランニング程度にしておきましょう。

結論

とりあえず結論を言います。

どちらかと言えば、朝に30分程度の有酸素運動をする方が良いと思う。

もちろんこれはぼくの実体験込みで言っています。ではさっそくその実体験の話にうつりましょう。

 

ためのの実体験

筋トレをした後に有酸素運動、というパターンはけっこう前から知っていたので約2ヶ月くらい取り組んだことがあるのですが、ぼくの場合は普通に有酸素運動をしていた時と大して変わりませんでした。ちなみに運動の内容は30分ほどのジョギングです。ぼくの体脂肪率がそんなに高くなくて減少の幅自体が小さいからかもしれないのですが、正直差はありませんでした。(体脂肪率は13%くらい)

次に20分ほどのジョギングを朝食前にするようにしました。10分短いです。比較しにくいデータですね。ごめんなさい。サボりです。

この場合は普通に運動するよりも脂肪燃焼効果を高く感じました。会員制ジムとかにおいてあるあの高い精密測定器とかじゃなくて普通のオムロンの体重計での測定ですが、数値的にも体脂肪率の減少は差がありました。

こういった実体験から、ぼくは朝の有酸素運動の方が燃焼効果は高いかな…と今のところ結論づけています。

 

注意点ただ最後につけくわえておくと、こういったトレーニングによる効果というのはあくまで一般論であって、その人その人に合うかどうかは文字通り個々別々のものだと思います。「ふむふむ、こういう基本的には傾向があるって言われているのかぁ…へーためのはこんな感じだったのかぁ」という参考にはしてもらって全然OKです。多くの人はその傾向に沿った結果が出るので。ただやはり人間一人一人体質は違うものですから、傾向を鵜呑みにせずその方法が適しているかどうかを自分で確認する必要があるでしょう。

 

今現在のための(余談)

こんなことを言っておいてなんですが、現在ぼくは朝の運動はしていません。普通に夜ご飯の前とかにふらっと走ってくるくらいです。もちろんさっきも言ったとおり朝の有酸素運動は脂肪燃焼に効果的ですし、朝に運動すると清々しい気分にもなるのでおすすめなのは変わりません。でも…朝弱い人には…ほら…やっぱり…ね。