プレミアム商品券、旅行券を買うコツを経験者のぼくが教えます
2016/01/13
話題ですね、プレミアム商品券。
日本全国あらゆる自治体で販売されているこの商品券、いろんなものが20%OFFとか30%OFFで購入できるとあって大人気。転売も後を絶ちません。
ちなみにプレミアム商品券の他にプレミアム旅行券(宿泊券)というものもあって、これまたお得。
なんと1万円の宿泊券を半額の5000円で購入できたりとまさにプレミアム。
デパートやコンビニで訳の分からない行列ができていたら、それはおそらくプレミアム商品券orプレミアム旅行券が犯人です。
ためのの挑戦(1回目)
実はぼくもプレミアム旅行券をとるべく頑張りました。
某地方のプレミアム旅行券をとるべく、販売時間10時の15分前、9時45分にコンビニの販売端末に到着。
ですが、そこにはすでにけっこうな行列が。
戦いをナメていたぼくは前から7番目。
行列に入るなりすでに前線に立っていたおば様方から
「なに?今から並んで買えると思っているの?出なおしてきなさいお坊っちゃん。」
という感じの厳しい視線を浴びせられます。
ここで「もう帰ろうかな…」という気持ちが出てきましたがせっかくここまで来たし(と言っても最寄りのコンビニだけど)、最後まで戦ってみることに。
そんな萎縮してしまっているぼくを尻目に、買う気まんまんのおば様方は恐らく面識がない同士にもかかわらず一致団結して
「ここを押して、この番号を入れればいいのよね?」
と予行演習を怠らず、
「○○県は5分くらいで売り切れたらいいわよ…」
と情報交換も活発に行っているではありませんか。
もう臨戦態勢です。
販売開始5分前くらいになって、ぼくの後ろにもぽつぽつと人が並びましたがぼく以上に前線のおば様パワーにやられてしまって完全にきょどきょどしています。
そんなことをさらに尻目に前線のおば様方は着々とプレミアム旅行券獲得のために戦いの準備を進めています。
「もう番号いれて、あとはOK押すところまで進めちゃいましょ。」
「10時になった瞬間に押すのよ」
「でも1,2秒くらいは待った方がよくない?」
そしてとうとう開始の10秒前になったころ、前線の電波時計を持ってきたという準備完璧なおば様(前から2番目)が秒読みを始めました…。
「はい!始まるわよ!準備して!10秒前……5、4、3、2、1…はい!」
合図と同時に最前列にいたおば様がパネルを勢い良くタッチします。
「…あぁ!ダメ!混雑してるからもう一回やり直せってでるわ!」
「何度も繰り返して!」
そんな感じのやりとりを繰り返すこと数十分…。
「もう予定枚数に達したですって!」
その言葉からの解散は本当に早かった。
「あぁ…」という声が一斉に出て、行列は秒速で解散してしまいました。
一番前に並んでいた人を含め、結局誰もプレミアム旅行券を手に入れることはできませんでした。
その後、行列の中盤にいたおじさんがみんな解散した後にただ1人残って(正確にはぼくも残ってますが)、もう終了が告げられているにもかかわらず何か食いつくようにトライしていました…。
おじさん…わかるよ。その気持ち。
プレミアム商品券、旅行券を手に入れるコツ
ここで、そんな悲しい出来事&友人情報から学んだプレミアム商品券、旅行券を手に入れるコツをご紹介します。
混雑しなさそうなところを探す
これは当たり前ですが、大事です。
そして販売日当日になって空いているところを探すようでは遅すぎます。
事前に目星をつける必要があります。
なるべく廃れている人があまり集まらなそうな場所をピックアップしましょう。
もし全国のコンビニ端末機から購入可能なものなら1番前になれるように、ちょっと遠出してでも人口カバー率の低いコンビニを選ぶのが吉。
コンビニ端末機からの場合はサンクス、ファミマとかのがいいかも
コンビニ端末においてプレミアム商品券、旅行券が入手できない理由というのは順番もありますが今のところ回線がつながらないことが主な原因です。
ぼくの1回目の時のように1番前に並んでいて、10時と同時に申し込みを続けていても、回線がつながらなければ手に入れることはできないのです。
これはぼくの周りの情報となってしまうのでデータとしては心もとないですが、手に入れた友人はサンクス、ファミリーマートの端末からでした。
推測になりますが、逆にセブンイ○ブンとロー○ンは避けた方がいいかもしれません。その理由は絶対的な利用者数が多いため、回線がパンクしやすいと思うからです。
(サンクスとファミリーマートは比較的店舗数が少ない方ですね。)
ちなみにぼくが1回目に行ったコンビニもセ○ンでした。
ただ、ぼくはコンビニの通信システムの技術的な仕組みを把握していないので確証はありません。
個人の経験則程度だと思ってください。
絶対手に入れたければ数時間前には並びなさい。
比較的人が分散しやすいコンビニの場合は、きちんとあまり人が来なさそうな店舗を選びされすれば1~2時間前くらいで1番最初に並べます。
ただ大手デパート等が販売箇所になる場合は、1時間前では遅いです。可能であれば3,4時間前に並ばなければいけないのがほとんどのようです。
もちろん前泊するほどの強行軍はしなくてもいいんですが、余裕をもてるようにみんなが集まりそうな時間よりさらに早く出ましょう。
ためのの挑戦(2回目)
そしてぼくはつい先日、2度目のチャレンジに挑戦しました。
さきほどのコツを実践する絶好の機会。
今回は完全に下調べをして、車で20分ほどのところにある目立たないファミリーマートへ販売1時間半前に到着…。(ヒマジンナワケジャナイヨ)
誰もいないようです。
周りを警戒しながら端末機に近づきます。
端末操作手順と番号をプリントした紙をそっと端末の上に置き、場所をスマートに確保。
コンビニの店員に
「あのプレミアム旅行券を買いにきたんですけど、並んで大丈夫ですか?ぼくの前に来た人とかいませんよね?」
と聞いたところ
「あ、はい。大丈夫ですよー」
という返事をもらったので安心して1番前に陣取ります。
それからしばらくして40代くらいのおばさんと60代くらいのおじいさんが到着しました。
このぼくとこの2人は全く知り合いでもないのですが、プレミアム旅行券のことと何処の宿が良いとかを話して非常に打ち解けました。
先日のおば様方の団結に匹敵する仲良し度です。
そして3番目に来たこのおじいさんもなんと電波時計を持っていました。流行ってんのか。
秒読みもこの電波時計でするというまさかの前回と同じ展開。デジャヴ怖い。
(あ、みなさんスマホの時計で問題ないですよ。1秒くらいしか変わらないですし)
「あ…そろそろだよ!5、4、3、2、1…10時なった!」
ぼくはすぐにOKを押しました。
が、つながらない…
2番目のおばさんの番号を繰り返す声とかマジうるさいと思いましたが、
一心不乱にJTBのマークと商品番号を押しまくります。
すると、ついに…
ガーという音と共にながーいレシートが出てきたではありませんか!
「よっしゃ!」
と高校受験で合格した時のようなガッツポーズを披露しながらも、2番目の人に半ば押し出される形でレジに向かいます。
こうしてぼくは無事プレミアム旅行券をGETできました!
記事にオチがついて苦労したかいがあって、ほんとに良かったです。
ネットの場合
ちなみにプレミアム旅行券に関してはネットで受け付けているところも多いです。
この場合はクーポンという形で扱われていますね。
楽天とかじゃらんとかですね。
この場合は回線がつながらないということは少ないんですが、競争相手の数が跳ね上がります。
場所選びの優位が無くなる代わりに速さが何より求められます。
数分で売り切れるでしょう。
これはもうスピード勝負!
画面の前でイメージトレーニングをして、いざ勝負です!
これであなたもプレミアム旅行券orプレミアム商品券をできる!…ハズ!