「KANASHIMI O UTE」を読んで
曇りなき
心の月を
さき立てて浮世の闇を
照らしてぞ行く
中学校の授業で習ったこの句だけは唯一覚えています。どうも、伊達・TAMENO・政宗です。
いやーかっこいいですよね、この短歌。まぁこれくらいしか覚えてないんだけど
ということで勢いで手にとってしまいました。
Haikugraphy 「KANASHIMI O UTE」
まずタイトルがいい。
おしゃれ。
いったい何なんだ。何の本なんだ。むしろ本なのか。という感じですが、この本は俳句グラフィーという1つの写真に1つの俳句が添えられているポエム写真集みたいな感じのやつです。というかまんまそれです。
さて、中身の方は………………………うん。
あ、いや著者の浅井慎平さんは大変有名な俳人だと分かってるんですが………正直な感想を言うと、写真だけの方がよかったかなぁとか思いました。(注:個人の感想です)
言葉が写真の蛇足になっているような印象かなぁ。残念。(注:個人の感想です)
写真はかなりいいと思うんですけど……肝心の添えられている俳句がなんかあまり心に響かないかな。個人の好みとかの問題ではない気もする。(注:個人の感想です)
個人的に一番オシャレだったのは本のタイトルとデザインだったかなぁ。(注:個人の感想です)