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MyBona(マイボナ)の使い方 対局検討の仕方編

   

Mybona検討方法

先手中飛車の暴力に日々ストレスを感じているためのです。どうもこんばんわ。

今日はMyBonaをインストールしたのはいいけどBonanzaを使った棋譜解析、局面検討の方法がいまいち分からない人のための簡単な処方箋記事です。

相手にBonanzaを指定して時間を上限いっぱいに設定して対戦して局面編集して……みたいな感じで手間をかけている人はだいぶ効率的になるはず。

当然ですがMyBonaのインストールが済んでいてることが大前提。

まだインストールができてない人は以下の記事をご参考あれ。

参考リンクマイボナのインストール方法

最初から順を追って1手ずつ検討していきたい場合

マイボナの画面を開くと初めはこんな感じになっています。

MyBona初期画面

まずは設定を行います。画面右側にある設定項目を以下のように設定しましょう。

MyBona設定

今回のケースではいじるのは一箇所でOK。対局者を「あなた」か「Bonanza」に設定する箇所があるので先手も後手も「あなた」に設定しましょう。

次にメニューバー下にある「新規」ボタンをクリック。

MyBona新規

これで自分で先手後手を交互に操作しながら自分の好きなように駒を動かすことができるようになります。

MyBona対局画面

で、肝心の対局の検討……もといBonanzaを使った盤面のアドバイスはメニューバー下の「ヒント」をクリックするとみれるようになります。

MyBonaヒント

例えば一手目の時点でヒントを押すと、画面下に以下のような感じで表示されます。

MyBonaヒント結果

定跡としてMyBonaのデータベースにある場合は[定跡]と表示されます。

では進めていってこんな局面になったとしましょう。

ちょっと進んだ局面

後手番で、どのような手がいいのかを見るためにヒントをクリックすると、

MyBonaヒント2

と表示されます。Bonanzaはここで後手は4四歩が最善だと言っているみたいですね。

少し前の局面に戻りたい場合は「新規」の右隣にある「中断」をクリックして、矢印マークを押せば1手ずつ戻すことができます。画面左下に表示されているそれまでの棋譜の手数をクリックすればその時点まで一気に戻せます。

で再開して、ヒントを押せばまたその局面でのBonanzaの考える最善手を教えてもらうことができます。

こんな感じで、駒を動かしつつ順を追ってBonanzaからのアドバイスを受けることが可能。

途中から検討したい場合、1つの局面だけ検討したい場合

さっきのやり方だと最初から1手ずつ指していくことになるので、特定の局面から検討したい場合は面倒になります。

そんな時には「編集」→「盤面編集開始」→「現局面」と進めば、手順や先手後手、駒の動きを無視して一気に並び替えられます。

MyBona局面編集

駒を動かし終えた後は「編集」→「盤面編集終了」と進んで現局面が先手番なのか後手番なのかを選択して完了。

あとはさきほどと同様にヒントをクリックしたり、駒を進めたりして検討することができます。

注意点

この盤面編集モードのときは通常の対局モードとは駒の動かし方が若干違います。

・駒をクリックして掴んで、空いている場所でもう一度クリックすることでその場所に置かれます※相手駒にぶつけても駒をとることはできません

・駒をクリックして掴んで、駒台の上でもう一度クリックすることで駒台にその駒が置かれます。

・王将以外の不成の駒の上で右クリックを押すことで成駒になります。

・王将以外の成駒の上で右クリックを押すことで駒の向き(先手後手)が入れ替わります。