ぼくらが高いプロテインを買う意味が無い理由
2016/08/23
筋トレとかちょっとかじったことがある人は
「へっへーこれは○○の倍の値段がする△△!成分も□□の違いがさー」
みたいになりがち。
でもね…ぼくらに高いプロテインは必要はないんです。
ちなみにここで言う「ぼくら」というのはプロのアスリートでもないぼくら、という意味です。
これは別にプロテイン自体が必要ないということではありません。ぼくら一般市民にも超高タンパク、超低脂肪のプロテインは栄養価の面で見ても非常に優れていますし、ダイエットや筋肉増強にも最適です。
誤解されていることが多いですが、プロテインはドーピング的な変わった栄養素が入っているわけではなく単純にタンパク質の割合がめっちゃくちゃ高い食べ物(飲み物)です。(ちなみにタンパク質を英語で言うとProtein[プロテイン]です。ただ今現在日本で「プロテイン」と言うと純粋にタンパク質を意味することはあまりなく、それを主にしたサプリメントを意味することが多い。)
これにより筋肉を太くしたい時に効果的な量のタンパク質をスムーズに摂取できます。
逆に言えば、通常の食事でこの量のタンパク質をとろうとしたら、やばい量の食事をすることになり余分な脂肪分もどうしてもくっついてきてしまいます。プロテインはこういったものを避け、健康面でも筋トレ面でも非常に大事なタンパク質を効果的に摂ることができるのです。
えっと…ちょっと脱線しましたが繰り返させてもらうと、このように非常に役立つことの多いプロテイン自体を指して、いらないと言っているわけではありません。
ぼくらにとっていらないのは「高いプロテイン」です。
高いというのはもちろん値段が高い、という意味。
突然ですが、プロテインの「値段の高さ」を決めているのは何だと思いますか?
ちょっとぼんやりと高いプロテインと安いプロテインの成分を見比べてみてください。
…
…
そうです。成分が違うんです!(大真面目)
ではその成分は一体何か?
BCAAだったり、クレアチンだったり、もしくはもっとマイナーな成分でしょう。この成分の差によって値段が2倍、3倍、4倍となっていくわけです。
では、このすごくお高い成分でどれくらいの差が出てくるのか?
ここがポイント。
他者との競争に打ち勝つために1ミリでも差をつけたいアスリートのような環境にいるならともかく、単に見栄えや健康のため、ちょっと力持ちになりたいくらい、くらいのぼくらに正直クレアチンで筋肉の疲労回復が多少早くなろうが、アミノ酸を直どりすることで体脂肪のつきを2g軽減しようが意味があるとは思えません。
ことわざで言うならまさに猫に小判、豚に真珠なのです。
DNSとかで言うならBASE1のWHEY100とかでもう十分だと思います。
ぼくらに高いプロテインはいらないのさ…。