ぼくらの研究

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最高に美味しそうな食べ物が出る映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」

   

最初から最後までほんとうにおいしそうな料理が絶えず登場し続けます。

ゆで卵のキャビアのせ、牛のステーキ、フォアグラ、パスタ、帆立のポワレ、エビ、フォンダンショコラ、キューバサンド(ボカティート)、ベニエ、テキサス風ステーキ。どれもこれも最高にジューシー。マジでうまそう。

というか国内ドラマですが最近似たようなタイトルのやつありましたよね。シェフ 三ツ星の給食、ってやつ。あれもすごくおいしそうな感じでしたけど映画ならではの被写体深度と本格的であわさってこっちはさらに食欲をそそります。

 

 

てかこの映画に登場してくるスーシェフのマーティン(ジョン・レグイサモ)いいヤツすぎるでしょ。演出がすごくあっさりしてる流しそうになるけどこんなヤツ現実にいないだろってレベル。

この映画の登場人物に嫌なヤツがほぼいない説。シェフが最初に勤めてたレストランのオーナーくらいでしょうか。

ネットやTwitterでの拡散していく様も設定がちゃんとしているおかげがけっこうリアルに感じます。最初のフォロワー数2000とかもすごい現実的な数字……。

フードトラックっていう舞台もいい感じですよね。ストーリーとしてはけっこうダイナミックなわりに2時間弱の尺のなかに収めようとしているので脚本的にはけっこう強引な筋書きになりそうな気がしてたんですが、なるほどどうしてうまく締めています。

ここに書くとネタバレになるので詳しくは書きませんが、最近のご都合主義の映画のように欲張って変にストーリーを盛り込むことなく絶妙なところで映画を終わらせてます。

とてもスムーズ。料理映画、フード映画だけに口溶けも最高といったところでしょうか。

とにかく最高にお腹がすくおいしい映画でした。おすすめです。見終わった後すぐに自分でも料理したなること請け合い。特にサンドイッチ。はらへった