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Rの作業ディレクトリの保存場所が元に戻ってしまう場合の対処法

   

Rを使うと「作業ディレクトリの保存場所を変更してもいったんRGuiを閉じると元に戻ってしまう……変更保存されないじゃん……!」という仕様に悩まされたりしますね最初。

起動する度に毎回setwdを使ったりやファイル→ディレクトリの変更するのは面倒すぎる。でもデフォルトの作業ディレクトリだとユーザーのドキュメントフォルダが指定されてそのままは使い勝手が悪すぎる。

ということでRを起動、終了しても作業ディレクトリの変更がずっと保存される方法をご紹介。

 

 

やり方はシンプルです。

まず「R.exe」のショートカットを右クリック→プロパティ。※ショートカットが無い場合作ってね

R ディレクトリ 変更箇所

このショートカットタブの「作業フォルダー(S)」の部分のパスを任意の場所に変更します。(図赤枠部)

R ディレクトリ 変更例

例えばぼくの場合はこんな感じにしてR用のデータを分けていたりします。

変更後、「適用」を押せばRConsoleの作業ディレクトリが変更されます。(Windows7やVistaの場合は変更適用の際に管理者の同意を求められますがそのまま許可してOK)

つまりこの場合の「作業フォルダー」=「作業ディレクトリ」ということになります。

そしてこの部分で変更すると他の変更方法と違い、Rを閉じても作業ディレクトリの変更がずっと保存されたままになります。元に戻りません。解決。

以上、ご参考になれば幸い。