ぼくらの研究

ぼくらのための研究をしていきます。

一番暖かいインナーを決めようじゃないか

      2018/11/06

(2018/11/06更新)
一番暖かいインナー

結局どれが一番暖かいんだよ。

ということで、暖かいインナー四天王を対決させ「どのインナーが一番暖かいのか」をはっきりさせようじゃありませんか。

みんながよく知ってる有名ブランドから全然聞いたことがないと思われる実力派ブランドまでいろいろ紹介していこうじゃありませんか。

 

 

1.UNIQLO 極暖(エクストラウォーム)

暖かいインナーと聞いて一番多くの人が連想しそうなのはヒートテックですよね。

そのUNIQLOのヒートテックシリーズで一番暖かいのが「極暖」。

UNIQLO 極暖

画像引用元:http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/heattech/men/

通常のヒートテックよりも1.5倍暖かく、より寒いシーンに対応する「極暖」ヒートテック。今季は消臭機能が後加工ではなく、繊維自体がにおいを吸収、中和するので肌さわりが良くなり、機能も半永久的に持続するようになりました。シルエットもウエストまわりの余計なゆとりをなくしたので、インナーとして重ねてもすっきり着られます。

体から出る蒸気を吸収、熱変換する吸水発熱機能が目玉のメジャー商品。

値段は2000円程度と普通のヒートテックの倍はしますが、通常のヒートテックより1.5倍暖かいそうです。(UNIQLO社調べ)

ぼくも1着持ってます。

以下実際に着てみたぼく個人の感想。

「…………ヒートテックとの違いが分からねぇ。暖かさあんまり変わんないような……てかなんか着心地悪くね?」

 

という感じで期待してたほど暖かくありませんでした。あと「半永久的に~」とは言っても生地自体がわりとヤラレやすい感じですね。(下の写真は2回洗濯後の状態)

極暖 毛玉

 

ふっふっふ……だがしかしコイツは四天王の中でも最弱……。さぁ次の刺客だ!
※決してUNIQLOをディスっているわけではありません。UNIQLO最高!

2.UNDER ARMOUR ヒートギアアーマー

名前にヒートを冠するだけあって、相当暖かいです。

1996年、アンダーアーマーの歴史はコンプレッションベースレイヤーから始まった。
トレーニング中、汗を含んだコットンシャツは重くなり、ベタベタと身体にまとわりつく。
「アスリートのパフォーマンスが最大化する機能的なウェアを開発したい」
常に最高のパフォーマンスを発揮するため、アンダーアーマーが
パフォーマンスアパレルという新しい概念を生み出した。
それが「ヒートギアアーマー」である。
まるで第二の皮膚のように身体を包み込み、
汗を素早く乾燥させる吸汗速乾性をはじめ、
アスリートに欠かせない機能を搭載したベースレイヤー。

引用元:http://www.underarmour.co.jp/heatgear/

よくプロ野球選手とかが着てますよね。あれほら胸筋がめっちゃ強調されてドヤってる感じで。

ぼくは苦手でしたけど着た時のあのピチィィィってぴったり締め付ける張り付く感じもクセになるような気もする着心地ですしUNIQLO、GU、イオン、しまむらとかの普通のファッションブランドの防寒インナーと比較すると圧倒的に暖かいです。通気性はいいのに冷気を全く通しません感がすごい。

伸長性に優れ、保温性能も非常に高いインナーウェアなんです。……が、運動に最適化されたモデルなので今回のテーマである「一番暖かいインナー」という点でいうと最高峰でもないんですよね……スポーツするのには一番良いと思うんですけどね。

3.Patagonia Capilene 3

大本命。

幅広いコンディションにおいてドライで快適な着心地を保つ、パタゴニア製品の中で最も多用途に使えるベースレイヤー
マウンテンバイクでシングルトラックを走ったり、砂岩をジャミングしたり、あるいは単にくつろぐのにも最適なトップです。
パタゴニアの化繊のベースレイヤー製品のなかで最も多用途に使えるキャプリーン3・ミッドウェイトはコンパクトに収納可能で伸縮性、速乾性、耐久性を備え、優れた保温性と素肌に快適な着心地を提供。
滑らかなジャージー表面はレイヤリングがスムーズで、内側は温かい起毛仕上げです。

引用元:https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%82%BF%E3%82%B4%E3%83%8B%E3%82%A2%EF%BC%8FMens-Capilene%C2%AE-Midweight-Crew-Asia/dp/B01MAY5PAP/

吸汗性その他の点はとりあえず置いておくとして保温性能だけで言えば最強クラス。生地も厚くてほんと暖かい。

アジアフィット(アジア人にフィトするような作られたモデル)があるのも高ポイントですよね。

さきほどのヒートギアアーマーもかなり暖かいんですが、これはその上を行きます。ちなみにこの次のキャプリーン4もあるんですが、3の方が良いらしい(着たことは無い)

これはもう勝負がついたか……。

 

4.ARC’TERYX Phase SV

いやまだコイツがいる。

寒い季節のアウトドア・アクティビティのベースレイヤーとして。

どんどん簡素なキャッチコピーになっていく気がするんですが、実力は折り紙つき。

普通の人はブランドの名前すら聞いたことないんじゃないかという気はするんですが、アウトドア界隈では有名なブランドなんです。アークテリクス。

薄目の防寒インナーカテゴリーだったら他の追随を許しません。まぁ値段めちゃめちゃ高ぇけどな!

ただこのPhaseラインで一番厚手のSVでも保温性能だけでいったらさっきのキャプリーンの方が良いんですよね……。

これはもう優勝決まったな………。

 

 

 

 

 

5.mont-bell ジオライン

という茶番が終わったところで真打ち登場です

厳寒地での着用を前提に保温性を重視。
放射熱で身体を芯から暖めるとともに、三層構造のふっくらとした空気層が暖かさを逃がしません。
厚手ながら、軽量でストレッチ性に優れるため、重ね着しても軽快です。

引用元:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1107518

保温の王。防寒の頂。体温の守護神。汗の簒奪者。
四天王の先に立ちはだかるのはmont-bellが誇るジオライン。満を持しての登場です。

厚手モデルに至っては厳寒地での着用を前提としているの超本格仕様。はっはっはー次元が違うぞー。暖かいぞー。
※ちなみにスーパーメリウールタイプもありますが、ぼく個人の感想では試着した時には普通のジオラインモデルの方が暖かく感じました。まぁここらへんはもはや好みで。

人気商品でmont-bellのお店にいけばほぼ間違いなく置いてあるので、是非一度試着させてもらいましょう。生地サラサラです。
特化型のインナータイプなのでこれ一枚で出かけるぜーみたいなものではないですが、中に着るインナーとしては鉄板中の鉄板。

mont-bell ジオライン

厚手タイプじゃなくて中厚手タイプでもけっこう最強。そしてこの最高峰性能で3000円代とかコスパ良すぎぃ。Amazon安すぎぃ。

 

結果まとめ

キャプリーンとジオラインの比較はよくされてて保温性そのものは五分五分っていうのが多いかもしれないんですが、正直EXPモデル(厚手タイプ)だったらジオラインの方が保温性高いし、なにより速乾性(吸水した汗の乾きやすさ)が違う。

で、暖かさ(保温性)ってどうしても速乾性とセットみたいなところもあるし、結局インナー1枚だけって状況はほぼないからレイヤリング(重ね着のこと)した時の性能とかもあるし………

 

 

ジオラインの勝ち。

※個人の見解です。

 

以上、ための主催第1回一番暖かいインナー選手権を勝ち抜いたのはmont-bellのジオラインでした。(もっと暖かいインナーをご存知であれば是非@bokuranotamenoまでご連絡ください)

参考になれば幸いです。