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羽生善治に学ぶ、ミスをした時の5つの対処法+α

   

羽生善治 結果を出し続けるために

羽生名人が著書「結果を出し続けるために」のなかでミスをした時の対処方法について書いていました。(ちなみに佐藤天彦さんが5月末に名人になったので今は厳密には名人って呼んじゃいけないみたい)

けっこう有効な方法だと思うので、これに本で触れてない生理学的対処方法を加えて紹介していきたいと思います。

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羽生善治式、ミスをした時の5つの対処法

まずミスをした瞬間から、ミスをする前の局面のことを頭から消すことです。その瞬間に、初めて見た局面だととらえ直し、新たに取り組むのです。

ただし、局面を見ると、うまくいっていたときの残骸、有利だったときの残像が残っているので、どうしても、「なんとか挽回したい」「どうしてあんな手を指してしまったのか」と考えてしまいがちです。そうしたことが、かえって傷を深めやすくなります。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第115項より

1.まず一呼吸をおく

時間があるのなら、景色を眺めたり、お茶を飲んだりして、まず一呼吸おきます。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第116項より

2.現在に集中すること

ミスをしてしまったときには、どうしてもミスをする前のプロセスに意識を集中してしまいがちです。しかし、それは今やるべきことではありません。現在の複雑になってしまった状況に、どう対応するかだけを考えるべきです。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第116項より

3.優劣の判断を冷静に行うこと

有利だったときにミスをしても、冷静に見ると、まだまだ有利な場合も少なくありません。ミスをしたことで焦って、やけになってしまってはいけません。まだ有利なものを見失わないようにすることです。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第117項より

4.能力を発揮する機会だととらえること

前章では、プレッシャーがあるほうが、能力を発揮しやすいことを挙げました。
(中略)
危機的な状況ではプレッシャーがかかりやすいので、「自分の能力を出していくチャンスがきた」と気持ちを切り替えることです。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第117項より

※この本には載っていませんが、この考えに似ているものでブレイクスルー思考(目の前のつらいことを試練として捉えることで、たとえマイナスの出来事でもこれを乗り越えれば自分はさらに成長できるという考え)というのも有名で、別の本で紹介されてました。ただこの方法は人によっては壊滅的な結果を招く可能性があるので一概に薦めることはできない気もします。

5.全てに完璧さを求めないこと。自分の可能性を広げるチャンスだと、とらえること

ミスは、なくそうと思っても、どうしても出てしまうものです。ですから、そもそも自分の読み通りにはいかないという前提で、完璧さをあまり求めない、意識しないことです。
(中略)
別の面では、幅というか、いい加減さも多少は取り入れたほうが良い、とも言えるでしょう。今までの枠組みを取り外して、そこから必死に考えることによって、さらに良いものができる可能性が出てくるからです。

引用元:結果を出し続けるために(ツキ、プレッシャー、ミスをミカタにする法則) 羽生善治著 日本実業出版社 第117、118項より

目から鱗、羽生から至言。ためになる。

ここまでの紹介した羽生さんの5つの対処法というのは「心構え」的な心理的対策法。

ただ個人的には思い一つだけで全部どうにかしていけるほど意志の力は強くないと思うので、物理的(身体的、生理学的)作用よってに気持ちを落ち着かせる方法もあわせて紹介していきたいと思います。

 

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気持ちが落ち着く生理学的作用のある方法

1.水を飲む

これは太古の昔からの手法ですが、最も速攻性のある方法だと思います。方法ではなくもはや習慣と言ってもいいかもしれません。

水を飲むことの効果は多岐に渡りすぎているのでここでは詳細を割愛しますが、とにかくリセットしたい時に最適です。

水以外では(味とか匂いの好みが問題なければ)ハーブティーなども嗅覚的な刺激もあって効果的です。自分に合う方を選びましょう。

※ちなみに「副交感神経を優位にさせてくれる納豆を……」みたいなのは速攻性がないのでNG。食べ物(固形物全般)は消化に時間がかかるため、慢性的な状態を解消することを目的としていない今回のテーマにはあわないので除外。

2.深呼吸をする

脳の栄養源は酸素です。単純に酸素の供給量が増えれば脳のパフォーマンスが上がり、思考がクリアになります。

深呼吸をすると頭がすっきりするというのは心理的なものだけが原因ではなく、実際生理学的に活性化しているのです。

3.ガムを噛む

ガムを噛むのも効果的。スポーツ選手で実践している人をたまに見かけますよね。

デスクワークだったりして周りの目が気になる場合には実践できない時もありますが、ガムを噛むとリラックスできてパフォーマンスが上がるのでもし試せるなら一度やってみてもいいと思います。

ちなみにストレス解消にも効果有り。

4.他の人と会話する(助言してもらう)

これも効果有り。気分を落ち着かせるという意味でも効果大ですが、ミスをしてしまって頭がパニック状態の時に最も有効なのは第三者の厳しい目客観的な助言。

ミスをしている時というのはどうしても普段通りに動いたり考えたりできないものですから、結局他の人のアドバイスが正しいことが多いです。

会話するだけでも自分の気持ちや考えが整理されますし、助言をもらえればなお良し。

5.ルーティーン(決まった動作)を行う

ルーティーンっていうのはラグビーで活躍した五郎丸歩選手がやってるあの儀式みたいなやつのことです。これもスポーツ業界ではずっと前から常識でほぼ全選手が行っているんじゃないかレベル。

決まった所作、動作を行うことで外的な刺激に惑わされにくくなりますし、内的(心的)な要素を整えることもできます。

このルーティーンに決まった法則はありません。自分にしっくりくるものが一番。複雑でなければなんでもいいです。

ぼくの場合だったら、天を仰いだ後にジョジョ立ち(22巻表紙参照)ですかね。町中でしてるやつがいたらまず間違いなくぼくです。見かけても決して声をかけず、状況を察しそっと離れてください。

 

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