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民間給与って何?名目賃金と違うの?

   

 

Yahoo!ニュースの「民間給与、2年連続増加=14年分、平均415万円―国税庁」という記事がさっき目に止まりました。

参考リンク民間給与、2年連続増加=14年分、平均415万円―国税庁

 

ぼくみたいに

「ん?この民間給与って名目賃金と何が違うんだろう…。調査対象が違ったり調査している機関が違うのかな…。」

と思った方…

 

同じでした。

 

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このニュースで言っている民間給与というのは名目賃金のことを指しているようです。というか現在名目賃金にはこの民間給与実態統計調査での平均給与額をそのまま使用しているとのこと。

 

ちなみにですが、当然これは実質賃金とは違います。

実質賃金って何?簡単に説明して。

実質賃金(じっしつちんぎん)とは、労働者が労働に応じて取った賃金が、実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値である。 賃金から消費者物価指数を除することで求められる。 このときの賃金、すなわち貨幣で受け取った賃金そのもののことを名目賃金(めいもくちんぎん)という。

引用元:実質賃金 – Wikipedia

 

ちょっとこのWikipediaでは分からない方のためにざっくりとした説明をすると、
「実際にもらった給料」が名目賃金。(さっきのニュース記事でいうところの民間給与)

 

で、「実際にもらった給料で、実際売ってるパンとかパソコンどんくらい買えるの?」というのが実質賃金です。給料が10%上がっても物価も11%上がったのなら実質賃金は減少、ということになります。文字通り実質的な賃金というわけですね。

 

ちなみに実質賃金は今年の5月まで24ヶ月連続で下落していて、7月に2年3ヶ月ぶりにプラスになりました。

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実質賃金の推移はどこで見れるの?ソースだして。

実質賃金の推移やこれまでの資料は以下のページから見れます。(意外と公式ソースの一覧ページ見つからなくて苦労するんですよね…。)

参考リンク毎月勤労統計調査(全国調査・地方調査) 結果の概要|厚生労働省

 

この厚生労働省の毎月勤労統計調査というページの最新月の選んだ後に出てくる、そっ閉じしてしまいそうなズラーっと並んだ項目の「実質賃金指数 」をクリックしてください。すると、実質賃金の推移を見ることができます。エクセルファイルだけどね!!ここらへんホントどうかと思う。

 

余談

勘違いしがちなことですが、実質賃金が上がっているということがそのまま全体的な生活水準が向上を指すわけではないですよね。よく格差問題で扱われますが、上位数パーセントの所得が向上すればその他十数パーセントの所得が下がっても平均値としては上がるので。(普通の資本主義社会の国の場合) だからいわゆる中流家庭の生活水準を見たければ中央値で見た方がいいんですが、全体を見るのにうまく使えそうな数値が今のところ見当たらないんですよね…。もし知ってたら、ぜひご教示ください。

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