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緊急!傷跡を残さない対策まとめ!

      2015/09/16

薬

 

この記事を書くことになった理由は後で書きます。

まずは対策です。説明は後。

とにかく、今「うわ、傷ついちゃった…残さないようにしなきゃ」とあせっている方へ。

 

傷跡を残さない対策

傷跡を残さないようにするにはとにかくスピードが大事です。

傷の種類にかかわらず、皮膚が損傷してから6時間内にどんな処置をしたかが傷跡を残るかどうかに最も深くかかわってきます。

 

重傷でない火傷(やけど)の場合

すぐやること

・まず患部を冷やす

とにかく冷やしましょう。すぐ冷やしましょう。冷水、氷、保冷剤、手段は問いませんが1時間くらいは患部を冷やしておきましょう。

・日光に当てない

当ててはいけません。傷口が陽に当たらないように服か布で患部を覆いましょう。色はなるべく「黒」がいいです。UV加工されているのであればなお良し。

・患部にできるだけ触れない

服の上からやけどしている場合も患部を十分冷やし、しばらくした後に脱ぐようにしてください。水ぶくれがある場合、気になっても破いてはいけません。

落ち着いたら

・抗炎症、保湿、血行促進効果のある薬を患部に塗る

イチオシはアットノンです(これは傷、やけどの専用薬ですし)。どうしてもなければワセリン、ニベア。近くのドラッグストア等で買って塗りましょう。※ただし

・ビタミンCを摂取する

多く含まれる柑橘系の果物等を食べてビタミンCを摂取しましょう。

これらの処置を行う理由

やけどに限らず言えることですが、傷跡というのはダメージを負った皮膚の修復が上手くいかなった時にできるものです。ですので対策としては「なるべくダメージ(傷の広がりや炎症)を抑え、修復が上手くいくようにする」ことが大事です。
参考リンク傷あとケア講座|傷あと改善薬アットノン|小林製薬

患部を冷やすことはやけどの悪化を直接抑えることになります。日光の紫外線は傷口にさらなるダメージを与えてしまうので避けましょう。患部の損傷をできる限り少なくするために皮膚がはがれるようなこともNG。また、ビタミンCは新陳代謝を良くしますし、アットノン等の薬に関してはそれに加えて炎症を抑え、保湿作用もあるので非常に効果的です。(乾燥も傷の修復過程に関しては好ましくありません)

重傷でない裂傷(切り傷、擦り傷)の場合

すぐやること

・傷口を水で洗う(消毒はしない)

よほど傷口が汚染されない限り、消毒はせずに水で洗い流すようにしましょう

・清潔な布、もしくはティシュで傷口の血をふく

傷口を清潔なものでふきましょう。テュッシュでふく場合は繊維が傷口に残さないように。

・絆創膏を貼る

剥がれにくくするために皮膚を伸ばした状態で貼るようにしましょう。※傷口が広がらないように気をつけましょう。

・日光に当てない

これはやけどの場合と同様です。

・患部にできるだけ触れない

これもやけどの場合と同様。

落ち着いたら

・抗炎症、保湿、血行促進効果のある薬を患部に塗る

これもやけどの場合と同様。

・ビタミンCを摂取する

これもやけどの場合と同様。

これらの処置を行う理由

やってしまいがちですが消毒をしてしまうと細菌と共に細胞もダメージを受けてしまいます。結果としてダメージの方が大きくなるので水で洗い流すのみにするのが現在は適切とされています。※よほど汚染が心配される場合や動物から噛まれた場合等は化膿するといけないので消毒して抗生剤を服用するようにしましょう。絆創膏は傷口の保護と保湿が目的です。他の理由はやけどと基本的に同じ。

 

重傷の場合

すぐ医療機関に行ってください。こんな記事を読むのはやめて1秒でも早く病院へ。

 

 

追伸、この記事を書くことになった理由

最近旅行中にちょっとはしゃいで走り回っていたら、マンガにでもでるようなコケ方(あのつま先がひっかかって前に倒れるヤツ)をしてしまい、傷だらけに…。

嫁入り前のぼくのとしてはけっこうなショックを受け、この傷を残さないように情報を確認しました。ですが調べていて「説明はいいからやらなきゃいけないことを早く教えてくれ!スピードが大事なんじゃないのか!」という気持ちになったので今回執筆のはこびになりましたとさ。